今日はロレックスの歴史を紹介したいと思います。
ロレックス(ROLEX)はハンス・ウィルスドルフが1905年に創業したウィルスドルフ&デイビス社の腕時計ブランドです。
1908年に商標登録され、わずか2年でクロノメーターの公式証明書を取得するほど、精度の高い腕時計ブランドとして知られています。
創業当時の腕時計の評判は精度が正しいかどうか疑問視されていた事もあり、創業者であるハンス・ウィルスドルフは、スイスで製造されたムーブメントなどのパーツを仕入れ、精度の追求をしました。
その結果が、2年足らずでクロノメーター取得に繋がり、精度が高い腕時計ブランドとして有名になったのです。
ロレックスは精度の高いブランドとしても有名ですが、精度の高さだけではなく、世の中に数々の発明を送り出しています。
腕時計の歴史を変えた大発見をしている!
オイスターケース
オイスターケースは「防水性能」の機能を高めた時計構造の技術です。
名前の通り牡蠣を意味しており、硬い殻から連想されて命名されています。
金属の塊をくり抜く事で従来のパーツとパーツを組上げる仕組みよりも丈夫な型にし、ねじ込み式と言われるリューズを採用することにより、防水性能をさらに向上させています。
その性能の高さと完成度を証明したのが、海峡横断の達成です。
パーペチュアル
今でこそ当たり前になった自動巻きの原点である大発明です。
パーペチュアルと名付けられたムーブメント構想は、今まで手巻きで動かしていた手間を省くだけでなく、オイスターケースの防水性能をさらに向上させることになっています。
利便性や性能向上の観点からだけでも素晴らしい発明ですが、世界で初めて取り入れられる独創性やムーブメント構造の芸術性のレベルの高さは、さすが腕時計の王様です。
デイトジャスト
デイトジャストはカレンダーの機能の事で、ご存知の方も多いかとは思いますが、時計の3時付近にある小窓から数字が出ているタイプのカレンダーになります。
デイトジャストが発明された当時はカレンダーの機能自体は存在し、文字盤の外側に小さく日付があり、針で日付を確認できるポインターデイトが主流でした。
小窓に日付を表示させるのは世界初で、3時付近に小窓を設置することにより、ビジネスマン達のスーツが時計に被っていても見やすい設計になっています。
さらに、0時になると日付が変わるという機能の性能の高さが評価され、あっという間に有名になった大発明なのです。
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