アンティークとビンテージの違い

雑学

今回はアンティークとビンテージの違いについてお話ししたいと思います。

アンティーク

アンティークとは、フランス語のantiqueに由来する言葉。「古代の」という意味があり、もともと古代ギリシア・ローマ時代に関連するものを指していました。現在は、古美術品、骨董品、年代を経た家具や装飾品などがアンティークに該当します。とりわけ歴史的な価値が高く、収集の対象となるものを指すことが一般的です。

ビンテージ

ビンテージも、アンティークと同じくフランス語に由来する言葉です。ワインを意味するvinと年齢を意味するageからなるvendageがその語源です。ここから想像できるように、ビンテージの基本となる意味は「ワインが製造された年」。そこから意味が広がり、とくに品質の良いぶどうが収穫できた年のワインをビンテージと表現するようになりました。

現在は、「ある年に作られた高品質なもの」という意味から、特定の年代に作られた完成度の高い逸品を指すことが増えました。例えば、ジーンズや革製品などの衣服類、ギターやヴァイオリンなどの楽器類などが対象となります。

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