製品と商品の違い

ビジネス

今回は製品と商品の違いについてお話したいと思います。

製品とは

製品とは「原料を加工して作った物」のことです。
つまり、原料を加工した物であれば全て製品と言うことになります。

そのためヨーグルトやバターなどは動物の乳を加工して作るため乳製品と言われますし、アルミホイルや包丁など金属を加工して作られた物は金属製品と言われます。

一方、乳製品などとは違い加工していない物は製品とはなりませんので、大根や人参など加工していない農作物は製品とは言いません。また、無形である保険などの金融商品も製品とは言いません。

商品とは

商品とは「売り買いを目的とした物」を指す言葉です。
そのため製品が原料を加工して作った物を指すのとは違い、販売目的で作られた物は全て商品となり、反対に販売しない物は全て商品とはなりません。

つまり上記で紹介した乳製品も農作物も販売する場合には商品になりますが、販売はせずに自分たちで消費する場合には商品にも該当しません。

また、有形・無形であることは問われませんので金融商品も販売が目的で作られるため商品となります。

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