世界にある変わった税金

経済
Coca cola in glass with potato chips

今回は世界中にある変な税金を紹介したいと思います。

「月餅税」

月餅(げっぺい)とは円形の平たい、中国のお菓子のこと。中国では中秋の名月(毎年9月または10月)に、この月餅を食べながらお月見をする習慣があります。

そのため中国の企業では、福利厚生の一環として従業員に箱入りの月餅を配るのです。しかし2011年に中国政府は、職場で受け取った月餅は給与の一部だとして課税対象とする「月餅税」を導入。伝統行事を利用して、税金を徴収する仕組みを取り入れました。

導入した当初は中国全土で月餅拒否運動が起こり、「月餅を食べたくない」と言う人が続出したようですが、どうやら現在も廃止はされていないようです。

「学位税」

学位税は、大学卒業後に支払う学費に対して課せられる税金のことです。

導入しているオーストラリアでは多くの場合、学費の元本を卒業後に支払うのが通例としてあるといいます。要するに、日本でいうところの奨学金返済のようなかたちです。そして、就職先の収入が高い卒業生は、学費に3~5%ほどの学位税を加えて後から支払います。一方で、収入が一定に満たない卒業生は学費元本以上に追加徴収されることはありません。

高所得の人ほど高い税金を負担する、日本の所得税における「累進課税」とよく似た仕組みだといえそうですね。

「犬税」

その名の通り、犬を飼っている家庭に課せられる税金です。導入している国の一つであるドイツでは、犬税の納付を州ごとに義務付け。飼い主は年に1度、飼育している犬の頭数に応じて税金を納める必要があります。犬税を納めると「犬札」を受け取ることができ、札は犬の首輪に装着することも定められているようです。

ある程度の税金を飼い主に課すことで、安易に犬を飼育しようとしたり繁殖させたりする人を減少させることが狙いだといいます。適正に管理されることで、犬の殺処分を減らすなどの目的もあるようです。

実は日本においても、1982年までは犬税が導入されている地域がありましたが、現在は廃止されています。

「ソーダ税」「ポテトチップス税」「脂肪税」

肥満がとくに社会問題になっているアメリカでは、一部の州でソーダ税が課せられています。つまり肥満の原因の一つとされる砂糖を含む炭酸飲料に課税を行い、購入を制限しようというわけです。

またソーダ税と似た税金として、塩分や糖分の高いスナック菓子やジュースに対して課せられるハンガリーの「ポテトチップス税」や、脂肪分を含むバターやチーズなどが対象となるデンマークの「脂肪税」などもあります。

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