リベラル派と保守派の違い

政治
vector flat illustration of a speaker (party candidate or leader) and team or electorate crowd. political campaign. election debates or press conference concept

今回はリベラル派と保守の違いをお話したいと思います。

「リベラル派」とは

「リベラル派」とは、「政治的に穏健な革新を目指す立場の人々」を意味する言葉です。また、「それまでの因習にとらわれない人々」という意味でも使われます。単に「リベラル」と略されることも多くなっています。
具体的には、「この新聞の主な読者はリベラル派だ」「リベラル派が多く住む地域」「この政策に対しては、リベラル派の反発が予想される」のように使われます。

「リベラル派」の「リベラル」は、英語で「開放的な」「偏見のない」などを表す「liberal」のカタカナ表記になります。

「保守派」との違いは、日本で言うならば、「護憲派」「夫婦別姓に賛成」「福祉政策を推す」といった人が多いことが挙げられます。米国の場合は日本とは少々違い、「大きな政府(経済への国家の介入を認める)を支持」「国際社会との協調」「差別是正措置を推す」といった特徴が挙げられます。

「保守派」との使い分けについては、以下で見ていきましょう。

「保守派」とは

「保守派」とは、「旧来の伝統や考え方などを守って行こうとする立場の人々」といった意味の言葉です。急激な改革に反対する人々を指しています。読み方は「ほしゅは」で、「保守派の支持政党」「保守派の集会が開かれた」「この街は保守派が多数を占める」のように使われます。

「保守派」の「保守」とは、「旧来の習慣などを保存していこうとすること」を意味しています。

「リベラル派」との違いは、日本の場合は主に、「改憲派」「夫婦別姓に反対」「首相の靖国神社参拝に賛成」といった人々が多い点にあります。一方米国の場合は、「小さい政府(国家の経済への介入を限りなく小さくする)を支持」「国際社会で自国の行動の自由を優先する」「地域自治の伝統維持」などを信条とする人が多くなっています。

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