博覧会と展覧会の違い

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今回は博覧会と展覧会の違いについてお話ししたいと思います。

展覧会とは

「展覧会」とは、「物品や美術品などを一定期間特定の会場で展示し、広く一般に見せる催し」という意味の言葉です。読み方は、「てんらんかい」になります。「展」の字は、「ならべる」を意味しています。

「展覧会」と「博覧会」は、どちらも「モノを並べて一般に公開する」という点では同じですが、細かい内容には違いがあります。「博覧会」が「国や企業などのさまざまな団体が、いろいろな物品を提出して展示する催し」を指すに対し、「展覧会」は主に、「美術館などが芸術品を集めて展示する催し」を指すようになっています。「美術展」や「書道展」といったものが、「展覧会」の典型にあたります。これらの「展覧会」は、作者・作品の認知度アップ、販売などさまざまな目的で行われます。

博覧会とは

「博覧会」とは、「産業や貿易、学術などの振興・促進を目的として、さまざまな産物や文化財などを集めて展示し、広く一般に公開する催し」という意味の言葉です。読み方は、「はくらんかい」になります。「博」は「ひろい」を、「覧」は「見る」を意味しています。「博覧会」には、テーマや地域などに応じていくつかの種類があります。地域に応じた分類では、世界各国が参加する「国際博覧会」と、国内のみで行われる「全国博覧会」「地方博覧会」に分けられます。日本で近代的な「博覧会」が開かれたのは、1871年の「京都物産会」が最初であるとされています。

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