今回は色々な業界の独自の休日についてお話したいと思います。
銭湯
最近は大規模な施設も多く登場して、幅広い層に人気を集める銭湯ですが、この業界では月曜を定休日とするところが多いとされます。これは、1970年代のオイルショックをきっかけにそうなったと言われています。
この時期、深刻な燃料不足の問題に対処するために、業界全体で週一回の休みを設けることが決められました。そこで、当時客足が最も少なかった月曜日が休日として割り当てられることになった、というのが経緯です。ただ現在では、定休日はそれぞれの店で異なるのが実情のようです。
動物園・遊園地
動物園や遊園地の業界も、月曜を定休日とすることが多くなっています。その理由は、やはり曜日ごとの利用客数の変化にあります。上でも述べたように、サービス業では土日がもっとも客足が伸び、接客が忙しくなります。翌日の月曜になると、一転して客足は落ちるので、その日を定休日とするのが一般的です。
また、こうした業界の場合、定休日に施設のケアをするという目的もあります。書き入れ時には汚れやダメージなどが溜まるので、翌日を休園日にして、しっかりンテナンスをしておくわけです。
飲食
飲食店業界も、一般に月曜を定休日とするところが多いとされます。その理由は、曜日ごとの客足の動向にあります。飲食店のようなサービス業の場合、通常は土曜・日曜に客足が集中し、忙しさのピークを迎えます。逆に言えば、この両日を過ぎると客足は収まるので、翌日の月曜日を休みとする店が多いわけです。
ただ、月曜日は祝日になることも多いので、さらにその翌日の火曜日を定休日とする店もあります。また、市場が休みの水曜を定休日とする店や、ビジネス街にあって土日を休みとする店などもあります。
コメント