今回は取引先とクライアントの違いについてお話したいと思います。
取引先
取引先とは、企業が取引行為を行う相手方のことを言います。
この場合の取引とは、企業同士、あるいは企業と消費者が営利目的で行う、製品やサービスの売買のことです。具体的には、製造業者(メーカー)と卸売業者間、卸売業者と小売業者間などで行われる売買行為ですが、こうした関係を有する相手方であれば、売買のいずれの側であっても、取引先と呼ぶことができます。
クライアント
クライアントとは、「依頼人」や「(商店などへの)客」を意味する英語(client)です。
クライアントという言葉が使われる場合、主に「依頼人」を指して言うことが多くなっています。具体的には、弁護士や医師、建築家、会計士などへの依頼人を、クライアントと呼ぶケースが目立ちます。しかし、それ以外でも商品の発注依頼や融資の相手などに対して、クライアントという呼び方をする場合もあります。
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