月商、月給、月収の違い

ビジネス

今回はこの3つの違いについてお話したいと思います。

「月収」とは

「月収」とは、「毎月の収入」という意味の言葉です。また、1ヵ月間で得た収入の総額についても言います。読み方は「げっしゅう」で、「月収は20万に満たない」「月収の5分の1を貯金に回す」などのように使われます。

「月商」とは

「月商」とは、「月々の商い高」という意味の言葉です。1ヵ月間で行われた商取引の総額を言います。読み方は「げっしょう」で、「月商は1000万円にのぼる」「月商が二けたダウンした」のように使われます。

「月商」の「商」という字は、もともと中国の古代王朝である殷の首都名を表しています。殷の滅亡後、その亡民が行商によって生計を立てたことから、「商=あきない」の意味が生まれました。

「月収」との違いは、「会社や店、個人事業主の利益を指す」という点にあります。「月収」が上記のように、会社員など雇用されている者が1ヵ月に得る収入を指していたのに対し、「月商」は、会社やお店などの事業者が1ヵ月に得る収入、つまり月の売上を指すようになっています。

「月給」とは

「月給」とは、「月ごとに決まって支払われる給料」という意味の言葉です。労働の対価として、1ヵ月単位で支払われる賃金を言います。読み方は「げっきゅう」で、「月給日だから少しぜいたくする」「安月給でこき使われる」のように使われます。

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