海外に進出している日本の飲食業界

今回は海外に進出している有名飲食チェーンをいくつか紹介したいと思います。

株式会社壱番屋

カレーハウス「CoCo壱番屋」を運営する株式会社壱番屋は1994年にアメリカのハワイ州に海外第一号店を出店してから現在は台湾やフィリピン、韓国と言ったアジア圏を中心に2018年にはイギリスのロンドンにも進出しています。

回転寿司チェーンの売上ランキング第5位の「元気寿司」も海外進出を行っています。1993年に業界に先駆けてハワイに1号店を出店してから「千両」といった別ブランドも含めてシンガポールや中国、インドネシアと言った国々にも進出しています。

牛丼チェーンの代表的な存在と言っても過言ではない「吉野家」海外初進出は1975年と飲食業界のなかでも先駆け的な存在となっています。
現在はアメリカに100店舗を達成しただけでなく、海外全体で500店舗の出店に成功するなど海外進出に成功している企業です。

回転寿司チェーン業界ランキング3位の「くら寿司」。
2009年（平成21年）にアメリカに進出した後、2014年には台湾に進出しています。現在はさらに海外進出を拡大させており、現在は海外店だけでも30店舗を超えています。

ファミリーレストラン業界ランキング2位の「すかいらーく」も海外展開を行っています。
「すかいらーく」は現在、台湾のみに絞って進出しており出店数は50店舗を超えています。また1982年に台湾に現地法人を設立したことからも飲食業界で海外進出を行った草分け的存在でもあります。

株式会社すかいらーくホールディングスは「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」「夢庵」「グラッチェガーデンズ」などを展開している企業です。

牛丼チェーンの「すき家」も中国やブラジル、タイと言った国々に進出しています。国内の2,000店と比較すると海外店の数は多いとは言えませんが、今後はさらに拡大していくことが予想されます。

「すき家」を運営するゼンショーは外食チェーン業界最大手で「すき家」や「なか卯」「ココス」「ビックボーイ」と言った外食店を運営している会社です。

イタリアンワイン＆カフェレストランの「サイゼリヤ」も海外展開を行っている企業です。2003年に中国に現地法人を設立し海外進出を開始しましたが、その後はその他の国にも進出しており、現在は海外の店舗数は380店舗を超えており、海外進出に成功している企業の１つとなっています。