今回は今後期待される仮想通貨を紹介したいとおもいます。
イーサリアム
イーサリアムは、さまざまな契約を自動化する「スマートコントラクト」を実行可能な分散型プラットフォームです。そして、このプラットフォーム内でガスとして使用される暗号資産がイーサです。
イーサリアムのブロックチェーン上では、スマートコントラクトを利用した「分散型アプリケーション(DApps)」が開発されています。DAppsは、管理者を必要とせずに運用でき、データの整合性と安全性を高いレベルで確保できるブロックチェーンソリューションです。
イーサリアムはDApps開発プラットフォームとして最大規模のブロックチェーンとなっています。
一方で、ユースケースや利用者数が増え膨大な取引量が処理容量を圧迫する課題に直面しており、大規模なアップグレードに取り組んでいます。
イーサリアムの大きな特徴であるスマートコントラクトは、契約の履行や価値の移転を実行してくれるプログラムです。スマートコントラクトは株や債券、不動産などの分野で、コストや時間を短縮できる技術として注目を集めています。
イーサリアム上に構築されたスマートコントラクトのコードは誰でも閲覧できるため不正は働きにくく、またルールやアプリの変更はコミュニティの承認が必要なため、透明性が保たれています。
イーサリアムはビットコインと並んで規制の不確実性の懸念を払拭しつつあります。例えば、米証券取引委員会(SEC)は現状、ビットコインとイーサリアムのみが「証券ではない」と定義しています。
この根拠は、発行体が十分に分散化されているかどうかです。
SECによると、ビットコインやイーサリアムには約1万のマイナーが存在しており、証券性が疑われている他の暗号資産と一線を画しています。
さらには、米国内の先物取引・オプション取引全般を規制する商品先物取引委員会(CFTC)の下で、ビットコインとイーサリアムの先物商品が認可されています。
CME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)は2021年2月にイーサリアム先物を開始する予定です。
リップル
RippleNetでは、xCurrent、xRapid、xViaと呼ばれるエンタープライズ向け製品により銀行や送金業者同士を接続し、低コストで高速、かつ確実な送金を可能としています。
RippleNetは現在、スペイン大手のサンタンデール銀行やアメリカン・エキスプレスをはじめとする200以上の企業に対し、サービスが提供されています。
Ripple社は「価値のインターネット」実現に向け、国際送金ソリューションを提供するフィンテック企業です。経営陣にはフィンテック領域の連続起業家や受賞歴のある経済学者、大手金融機関やIT企業の元経営者、元米国官僚といった、これらのメンバーの下で世界中の金融機関との連携を精力的に進めており、着実にRippleNetやXRPの導入が増加しています。
まとめ
- 今回紹介したコインは大きく活躍しているため、今後の価値が上昇すると期待されている
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